事故対策のその先へ——

安全を高める
コミュニケーション基礎セミナー

安全を損なうコミュニケーションと、
安全を高めるコミュニケーションの違いとは?

立教大学名誉教授・芳賀繁先生 登壇

2026年6月16日(火)13:00-17:00
ビジョンセンター東京駅前

セミナーに申し込む 定員60名・先着順

教育も、ルールも、指導もしている。
それでも事故が減らない——

安全教育の回数を増やした。ルールを整備した。現場にも何度も伝えている。


それでも、事故件数は横ばいのまま。
あるいは、一時的に減っても、また元に戻る。


もし、あなたの会社でもこうした状況が続いているなら、
原因は「教育の量」でも「現場の意識」でもないかもしれません。

このような課題を感じていませんか?

1つでも当てはまるものがあれば、このセミナーはお役に立てます。

なぜ、正しい指導をしているのに
事故が減らないのか?

多くの企業で、安全担当者は真剣に取り組んでいます。
知識もある。熱意もある。ルールも整っている。

では、なぜ効果が出ないのか?
その原因は、コミュニケーションの設計ミスにあります。

「言ったつもり」
「分かっているはず」
「いつも通りやっている」
小さな"ズレ"が蓄積し、ある日事故として表面化する

つまり、事故の多くは「不注意」や「能力不足」から生まれるのではありません。
関係性と認知のズレの蓄積から生まれることもあるのです。

「自分の中ではいろんな研修で頭の中では分かっていたつもり、部下にも教えていたつもり。"つもり"が非常に多かったと再認識しました」
「コミュニケーション自体は得意だと思っていたが、ズレてる可能性があると認識できました。」

——ある運輸事業者の管理職(研修後の振り返りより)

「できているつもり」の積み重ねが、現場の安全を静かに損なっている。
この構造に気づくことが、事故を減らす第一歩です。

行動を変えるのではなく、
「関係性」を変える

従来の安全対策は、個人の行動を変えることに焦点を当ててきました。
「気をつけろ」「ルールを守れ」「確認を怠るな」——

しかし、行動は関係性の中で生まれます。

上司に本音が言えない現場では、危険の報告が上がってきません。
「言っても無駄だ」と感じている現場では、ヒヤリハットは隠されます。
指導が一方通行になっている組織では、部下は「聞いているふり」をするだけです。

本セミナーでは、この構造を根本から見直します。

安全を損なうコミュニケーションと安全を高めるコミュニケーション——
その違いを、学術的知見と現場実践の両面から解き明かします。

このセミナーに参加すると、こうなります

1

「なぜ減らないのか」の本当の理由がわかる

事故が減らない原因を「不注意」「意識不足」で片づけていたものが、コミュニケーションの構造として理解できるようになります。原因がわかれば、打ち手が変わります。

2

安全を損なうコミュニケーションを見抜けるようになる

あなたの会社で日常的に行われているやり取りの中に、安全を損なうパターンが潜んでいないか。学術的な知見をもとに、自社の状況を点検する視点が手に入ります。

3

上司・部下・同僚との関係性の取り方が変わる

「正しいことを言っているのに伝わらない」という問題は、内容ではなく関係性の問題であることが多いです。現場との関係性を壊さずに安全を推進するアプローチがわかります。

他の安全セミナーとの3つの違い

違い 1:学問 × 現場の融合——「分かる」で終わらない

研究室で生まれた理論と、現場の泥臭い実践知。この2つを1日で体験できるセミナーは、ほとんどありません。

ゲスト講師の芳賀繁先生は、JR西日本・日本航空・京王電鉄・東武鉄道など日本を代表する交通インフラ企業の安全アドバイザーを務める、安全心理学の研究及び実践の第一人者です。

「知っている」を「使える」に変える。そのための構成になっています。

違い 2:事故事例ベースの具体性——抽象論では終わらない

「コミュニケーションが大事です」という一般論では終わりません。実際の事故事例をもとに、「なぜ起きたのか」「どのコミュニケーションが安全を損なったのか」「どうすれば防げたのか」まで踏み込みます。

翌日から自社の現場を見る目が変わる——そんな具体性を重視しています。

違い 3:経営視点での安全——安全を「コスト」から「投資」に変える

安全活動の効果を「感覚」ではなく「数字」で把握する。数値シミュレーションを通じて、事故1件あたりの損失額、安全投資のリターンを可視化します。

経営層への報告にそのまま使える視点を持ち帰っていただけます。

現場で実証された成果

最大 6割以上 の事故削減
安全会議が運輸事業者様と共に取り組んだ安全施策の成果

特別な設備投資をしたわけではありません。大規模なシステムを導入したわけでもありません。

最も変わったのは、現場のコミュニケーションの「質」です。

安全に関する施策を見直し、日常の声かけの内容を変え、会議の進め方を変え、管理職の関わり方を変えた。地道な取り組みの積み重ねが、数字として現れます。

「人との対話において、相手の話を聴くことが欠落していたと気づいた。相手と話をする際は顔を向き合わせて全身で聞いて、相手を尊重し話を進めるようにした」
「振り返れば一方的に自分の業務を伝えるだけになっていた。完全に自己満足だったと思った」

——研修を受けた管理職の声

単なる感想ではありません。管理職としての関わり方の質が、根本から変わり始めている声です。

セミナープログラム

13:00 - 13:10

開会

  • コミュニケーション設計という新しい前提
13:10 - 14:40

ゲスト講師:芳賀繁先生(90分)

テーマ:安全を損なうコミュニケーションと安全を高めるコミュニケーション

  • コミュニケーションエラーによる事故事例の解説
  • 上司と部下の心理的安全性に対するギャップとその影響
  • チーム・組織内に安全を高めるコミュニケーションを増やす秘訣
休憩 15分
14:55 - 15:55

安全会議パート(60分)

テーマ:結局、人だ。現場で地道にコミュニケーション改善に取り組んで見えたこと——安全経営のすすめ

  • 現場で起きているリアルな実態
  • コミュニケーション改善による事故減少の具体事例(ビフォーアフター)
  • 安全経営の数値シミュレーション
  • 安全のための時間確保の提案
休憩 10分
16:05 - 16:50

質疑応答・ディスカッション(45分)

  • 参加者からの質問に講師が直接回答
  • 参加者同士の意見交換
16:50 - 17:00

閉会

講師紹介

芳賀 繁 先生
ゲスト講師

芳賀 繁(はが しげる)先生

株式会社社会安全研究所 技術顧問/立教大学名誉教授/博士(文学、京都大学)

1977年、京都大学大学院修士課程(心理学専攻)修了後、国鉄に入社。鉄道労働科学研究所、JR鉄道総合技術研究所にて、鉄道の安全に関わる心理学・人間工学の研究に従事。

その後、立教大学教授を経て現職。ヒューマンファクターズ、交通安全、安全マネジメントの研究に加え、産業界の安全アドバイザーとして第一線で活動を続けています。

現在の主な兼任:

  • 日本航空「安全アドバイザリーグループ」メンバー
  • 京王電鉄 安全アドバイザー
  • 東武鉄道 安全アドバイザー

主な著書:

  • 『事故がなくならない理由(わけ)』(PHP新書)
  • 『失敗のメカニズム』(角川ソフィア文庫)
  • 『セーフティIIとは?「失敗を減らす」から「成功を増やす」へ』
  • 『失敗(エラー)ゼロからの脱却 レジリエンスエンジニアリングのすすめ』(KADOKAWA)
  • 『うっかりミスはなぜ起きる』(中央労働災害防止協会)ほか多数
森川 美希
主催

森川 美希(もりかわ みき)

株式会社安全会議 代表取締役

運転適性検査開発メーカーにて、心理面からの安全アプローチに深く携わった後、独立。

現場に自ら足を運び、報告書フォーマットの見直し、職場環境の改善、1on1面談の仕組みづくり、管理職研修など、「安全な組織づくり」の実務を一貫して担っています。

定期訪問による運輸事業者との取り組みでは、取り組み前と比べ1年半で事故7割減を達成。

安全運転管理者講習・運行管理者講習の講師を務めるほか、建設、病院、工場、電力、通信、IT、精密機器メーカーなど、多業種の現場で安全風土づくりをサポートしています。

懇親会のご案内(任意参加)

セミナー終了後、講師・参加者同士の懇親会を開催します

  • 現場のリアルな課題を、同じ立場の方々と共有できます
  • 他社がどんな取り組みをしているか、直接聞ける貴重な機会です
  • 講師への個別質問も可能です

安全担当者は、社内で孤軍奮闘になりがちです。
同じ課題に向き合う仲間とのつながりは、明日からの推進力になります。

時間
17:30 - 19:30
懇親会費
6,000円

開催概要

日時 2026年6月16日(火)13:00 - 17:00
懇親会 17:30 - 19:30(任意参加)
会場 ビジョンセンター東京駅前 6F 605号室
参加費 個人参加:8,000円(税込)
3名参加:20,000円(税込)※法人参加・チームでの参加におすすめ
懇親会費 6,000円
定員 60名(定員になり次第締め切り)
主催 株式会社安全会議

安全は「気をつけるもの」ではなく、
設計するもの。

これまでの安全対策を否定する必要はありません。

ただ、それだけでは届かない領域があります。

事故を減らし続けるために、いま必要なのは、
現場のコミュニケーションの「質」を変えること。

その第一歩を、このセミナーで踏み出してみませんか。

セミナーに申し込む 定員60名・先着順

よくあるご質問

安全の専門知識がなくても参加できますか?
はい。コミュニケーションという切り口から安全を考えるセミナーですので、安全担当になって間もない方にもご理解いただける内容です。
経営層を連れて参加したいのですが。
ぜひ、ご一緒にご参加ください。全体の内容を共有することで、安全担当者と経営層が同じ認識を持つきっかけになります。3名参加割引もご用意しておりますので、3名での参加をおすすめしております。
懇親会だけの参加はできますか?
申し訳ございません。懇親会はセミナー参加者のみを対象としています。
領収書は発行されますか?
はい、発行いたします。